明確なゴールの見えてない試行錯誤なんて
単なる無駄だと思う。
具体性の無い話に乗るメリットは無い。
矛盾するようだけど、試行錯誤は必要なのは確か。
でも根本的には無駄以外の何者でもない。
という意識が無いと試行錯誤の意味は無い。
逆説的だけど試行錯誤を繰り返さない為に
最小限の試行錯誤をすべきなんだけど
大抵は、毎回同じ間違いをして具体案が無いまま
とりあえずソレを「試行錯誤して頑張っている」と称して
無駄に横道に逸れたり無駄な時間を掛けてるわけで。
無駄 = 高コスト
に跳ね返ってくる訳です、さらに。
コストパフォーマンスの悪化 = 選択肢の減少
となって自分の首を絞めるだけなんですね。
やや、失敗したり無駄だったりした場合の言い訳としての
「試行錯誤」が横行している感じですね。
ダメだった時のリスクと天秤に掛けて
吟味がない限りやっちゃダメなんですね。
ま、大抵はどうにか上手く転ぶんじゃないか
という淡い期待だけで終わるんですが。
迷走して結果を出せなければ全て失敗な訳です。
上手く行かない人の特徴の一つに
「上手くいく事を前提に計画を立てている」
ってのがあって、実は一番愚策な楽観的主義という訳です。
大事なのはその逆であって
想定される最悪リスクまで洗い出しをする事、
その上でどの程度ならばトライアルできるか天秤に掛ける事です。
目標値の具体的な設定とリスク管理がちゃんとあって
初めて損益分岐点を割り出せるわけで
ソレがなくて試行錯誤なんて、単なる無駄以外の何物でもないですね。
根本的に「試行錯誤なんて本当は無駄なんだ」
という意識を持ってないと失敗を重ねるだけです。

明確なゴールの見えてない試行錯誤というのは、まぁ、一般に「研究」と言います。
これは、初めに、一度は、誰かがやらなければいけない。
でも、やり終えて結果が出たならば、とりあえず、後の人は、その通りに事を進めれば良い。
こちらは、単なる「作業」ですね。
しかし、何故か、同じ車輪の研究を何度も何度も行っているケースがあると。なるほど。
それを無くす為には、ドキュメント化する事と、教育。
業界の体質的にムズカシイんですけど。
同じ事(表現といえばいいですか)が結果として
出てこないので比較検討ってのが
難しいのがこの業界のややこしいところですね。
テストをしても作品ごとに比較する基準が違うと・・・。
研究だって偶然って事は無いですと思います。
仮説があってなんとなくの予想があってと思います。
全てが計画どうりでなくても良いのですが
計画倒れなのと、単に無謀とは違う
言う事ですね。
ま、心構えの問題だったりするんですけどね
どうせ結果がでるかなんて誰も解んないんだし。
あとは、そのロスなり成果なりに
払った責任は明確にして欲しいとw
研究でモノになるのは、小さいものでも100に1つくらいじゃないでしょうか。
結果、失敗するたびに当事者が責任をとっていたら餓死してしまいます。
そもそも、成功するか判らないモノは、本番の現場に持ち込むべきではないと思っています。
人を乗せて打ち上げるロケットでエンジンのテストはするな、と。
それは、失敗しても支障がない別の場所でやるべき事です。
やむにやまれぬ理由で持ち込んだとしても、それはイレギュラーであって、
結果に関わらず常態化させるべきものではないでしょう。
まぁ、大抵は、
「テメーがこれからやろうとしている事なんざ、とっくに誰かがやった後なんだよ」
というケースが大半です。本人が知らないだけで。
何事においても、自分が世界でイチバンハジメなどと自惚れるのは危険です。
飛び込む前に、前例がないか、常にアンテナを延ばしておく必要があるでしょう。